糖質オフスコーンサルティンボッカ立ち上げについて～その②～
今日はサルティンボッカの話に戻ります。前回お話した丹羽大規さんですが、彼にはサルティンボッカのネットショップのマネージメントをしてもらいました。いろんな数値の計算やサイトの構築などなど、、私一人では時間がかかってしまったであろう部分を引き受けてもらえたおかげでかなり短い準備期間でネットショップを立ち上げることができました。
でももちろん完全な状態でのスタートではなかったので、あとからいろいろなものを少しずつ付け足していきました。
例えばショップカード。これは声楽家の友人が作ってくれたものです。彼女は一緒にコンサートをやる時にチラシなどもよく作ってくれていて、そのご縁で今回お願いしました。商品の雰囲気にもとても合っていてお気に入りのショップカードです～
私の周りの友人たちは、なぜか本業の他に何か副業、あるいは副業とまでいかないまでも仕事になる技能や資格を持っている人が多いのが面白いです。イタリアに留学ついでにイタリア料理も習得して、コンサート活動をしながらイタリア料理教室を開いている方、本業は看護師さんだけどスコーンのネットショップをはじめ、ついには自分のお店も持ってしまった方、手作りアクセサリーを売ってる方、ワインアドバイザーの資格を持っている方、などなど。そういった人たちと将来コラボして何かできたらと考えると楽しいです。そんな方々のお話も少しずつしていけたらと思います。
商品のロゴは友人の友人のデザイナーさんの近藤春奈さんにお願いしました。サルティンボッカのＳの字を食いしん坊っぽい感じにしてほしい笑 というリクエストでこんなかわいいロゴに。そのロゴをシールにしてもらって商品に貼ることにしたのですが、このクラフトのシールの感じがスコーンの雰囲気にとてもあっていていい感じです！
私は女声6人のヴォーカルグループ「コロスタシア・アネックス」というものを友人たちと立ち上げ演奏活動をしているのですが、そのコンサートのチラシのデザインも春奈さんにお願いしています。春奈さんのデザインは色遣いがとても素敵で毎回出来上がりが楽しみ。
スコーンが好きでたくさん試作をしていた、友人のことがきっかけで糖質オフのスコーンも作るようになった、それを友達にネットで販売したらどうかと勧められて、ショップ構築を手伝ってくれる友人も、ショップカードやロゴを作ってくれる友人もいてあっという間にショップがオープンした。サルティンボッカの立ち上げは、そうするべき流れに乗ってみたらいつの間にかたどり着いたという感じでした。
その頃は無我夢中だったけど、振り返ってみるとオープン前もその後も、本当にいろいろなものやいろいろな人たちに支えられて今があるなあと思います。
この5年間、いろいろな方と出会って、いい意味でも悪い意味でもいろいろな経験をしました。機会を頂いて大口の出荷をしたり、夏になると不思議と焼き菓子の需要というのは減るようなので注文数がぐっと減ったり、その度に柔軟に対応しなくてはならなくて、状況に振り回されることも少なくありませんでしたが、いい時も悪い時も、焦らず少しずつ丁寧に、ひとりひとりのお客様に誠実に向き合ってやっていこうと思うと不思議といろいろなことがうまく回りだすことが多かったように思います。
私としても商品をもっと売りたいというよりは、必要な人に必要なものが届きますようにという想いから始めたものですから、その最初の気持ちを忘れないで、これからも細く長く、いろいろな人たちとの出会いを大事にやっていけたらなあと思っています。
